会社の上司にお中元を贈ろうと思うんだけど、初めて送るから、お中元を贈るときのポイントを教えて。
お中元を贈ったことが無い方には何をすれば良いのかわかりませんよね。
上司にお中元を贈る時にも色々なマナーがあります。
こちらでは、上司へのお中元を贈る時のマナーや送り状の例文を紹介します。
お中元の時の上司への送り方
お中元は一度贈ると、毎年贈らないといけません。1度送って次の年はやめるというのは失礼になります。
もし、仕事や私生活で助けてもらい、今年だけでもなにかお礼を、と考えている人は「御礼」として贈るのがおすすめです。
お中元と違い毎年贈るものではありませんので、次回贈らなくても失礼にはなりません。
次に、会社内でお中元のやり取りが禁止されていないか、確認する事。
評価する側の上司への贈り物が禁止されている会社もあります。
他にも、まわりの誰もお中元を贈っていないのに一人でお中元を始めてしまうと、他の社員との関係が悪くなる事も考えられます。
まず、会社内でのお中元事情を、身近な先輩などに確認をするようにしましょう。
お中元をもらう側も気をつかう物です。送る前に会社の環境や上司との関係性などをしっかりと考えてから贈る様にしましょう。
送る側の勢いだけでお中元を出すのはだめですよ。
お中元でのビジネスマナー
お中元のビジネスシーンで注意しないといけない事がありますので紹介します。
お中元でふさわしくない品物
はさみや包丁などの刃物=刃物には、相手との縁を切るという意味になります。実用日といっても包丁などの刃物はお中元で贈ってはいけません。
靴・靴下などの履物=履物は踏みつける物ですので、相手を踏みつけるという意味になります。
ハンカチ=ハンカチを漢字で表すと 手巾 と書きます。しゅきんと読みますが、てきれとも読めるので、ハンカチは手切れという意味でビジネスシーンには向きません。
宅配便で贈る時のマナー
お中元は本来、お宅に持参して直接手渡しをしていまいました。ですが、最近は宅配便で贈るのが当たり前になっています。
お中元を送る時は、品物だけ贈るのではなく、送り状を添えるのがマナーです。
お中元の品物に添えて一緒におくってもいいですし、品物が届く前に着くように送ってもいいです。
お中元での送り状の例文 上司に送る場合
上司へのお中元を贈る際の、送り状の例文を紹介します。
品物と別に贈る場合
〇〇様
拝啓
厳しい暑さが続きますが〇〇部長にはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
日頃より公私にわたり温かいご指導をいただき、心から感謝申し上げます。
つきましてはお中元のしるしまでに、別便にて〇〇をお送りいたしました。
〇日頃には届くかと存じますので、どうぞお納めください。
至らぬ点は多々ありますが、今後ともご指導ご鞭撻のほど宜しくお願いいたします。
向暑の候、どうぞご自愛ください。
敬具
平成〇年
〇〇〇〇(自分の氏名)
引用元=https://angelsilica.com/1572.html
送り状を品物と別に送る時は、お中元が届く前に着くように送りましょう。
ネット注文などした場合は、到着日に気をつけましょう。
品物と一緒に贈る場合
拝啓 暑さが一段と厳しくなって参りました。
○○部長にはますますご壮健のこととお喜び申し上げます。
日ごろは公私にわたって温かいご指導をいただき、心から感謝申し上げます。
さて、本日は日ごろの感謝を込めまして心ばかりの品をお送りいたしましたので、どうかご笑納ください。
今年の夏はことのほか暑いようですので、どうぞご自愛ください。
まずはお中元のご挨拶まで。
敬具
引用元=https://www.officegift.jp/column/detail9254.html
私は品物と一緒に贈るのをオススメします。
お中元と一緒に送れば到着日を気にしなくて良いので、失敗がなくなります。
ネット注文でも、送り状を付けて送ってくれる所もあるので上手に利用しましょう。
まとめ
お中元は日ごろの感謝を込めて贈る物です。上司の方への気配りをこめた素敵なお中元になると良いですね。
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