結婚をすると、自分達と親、義理親との付き合いだけではなく、両親同士の付き合いも考えないといけません。
最初の内はお互いに気を使うので、行事ごとなどもするべきか悩みますよね。
今回は、親同士のお中元はどの様にしたら良いのか紹介します。
結婚後に親同士のお中元は当たり前?
結婚後に両親同士でのお中元を贈るのは当たり前、というわけではありません。
お中元とは、日頃からお世話になっている方への感謝の気持ちとして贈るものですから、親戚になったから送らないといけない物ではないです。
ただ、今後お付き合いして行く上でお中元を贈るのも、間違いではないです。
じゃあどっちが良いの?となりますよね。
お中元をするか、しないか決める時に考えるべきなのは、
『お互いの親が今までお中元をどうしていたのか』
で決めるのが良い方法です。
パターンで言うと、3つ考えられます
- 両方の親がお中元を贈る習慣がある。
- 両方の親がお中元を贈る習慣がない。
- 片方はお中元を贈る習慣があるが片方はない。
1の両方の親がお中元を贈る習慣がある場合は、今までの通りお中元を贈り合って良いと思います。
2の場合はお中元はしなくていいです。そのほうがお互い気を使わなくていいです。
3の場合にどうするのかが問題です。
お中元を贈らなければ、普段贈るほうの親は「礼儀もしらないのか」と思うかもしれないし、お中元を贈れば、普段贈らないほうの親は「こんな事にまで気を使わないといけないのか」と感じるでしょう。
私の意見として、3のような場合はとりあえずお中元は贈りあう事をオススメします。
お中元を贈り合う事自体はよい事だと思います。特に始めの内はお互いに良好な関係を気付いていくに越したことは無いでしょう。
そして、2年~3年でやめるようにすることまで決めておくといいです。お中元は一度始めてしまうとずっと贈らないといけませんので、続くほどやめるタイミングがつかめません。
今までお中元を贈っていない家からすれば、ずっと続くのは負担になるでしょう。
なので、やめるのなら早いうちに、極端に言えば1回でも良いと思います。
両親同士のお中元をどうするのかと、なった時はこちらの考え方を参考にして下さい。
お中元で両親同士のマナーはある?
通常のお中元は目下の人から目上の人に贈る物で、お中元をもらった場合はお礼状を送るだけで、お返しの品物は送らなくてもいいです。
ですが、結婚後の親同士の場合、目上や目下は無く同等の立場ですよね。
なので、片方だけ贈るのではなく、お互いに贈るのが良いです。
ですが、お中元を出すタイミングがまったく一緒ということは無いと思います。
もし、あなたの親の方に義理親からのお中元が先に届いた場合の対応も紹介しておきます。
まず御礼の電話やお礼状をだします。そして出来るだけ早くお中元を贈ります。
お礼として贈るのではなく、お中元として送ります。
お礼とお中元は別という所がポイントです。
お礼の品は目上から目下に送る物という意味もあるようなので、気を付けましょう。
そして、あとからお中元が届いた方もお礼の電話やお礼状は出すようにしましょう。
あとお中元をするなら、お歳暮までする事がマナーとされています。どちら片方にするのなら、お中元ではなくお歳暮だけを贈るのが一般的です。
ついでに、お互いの親同士でこの様な話し合いをしてトラブルが、なんて事が無いように、親からお中元の希望、要望があった時は、出来るだけ間に立ってあげましょう。
自分達の知らない間にいがみ合いなんてあったら、こっちが大変ですもんね。
お中元の親同士の相場は?
親同士でのお中元の相場はいくら位がいいのでしょうか。
こちらはお中元の相場のグラフです。
一番多いのは「3000円~4000円未満」
続いて「4000円~5000円」「3000円未満」となります。
親同士のお中元の場合も3000円~5000円という意見が多かったです。
5000円より高いと、貰った方が気を使ってしまうので、やめたほうが良いでしょう。
3000円~4000円が安くも高くも無く、お互いに喜べる物を選べますのでおすすめです。
まとめ
親同士のお中元は、贈らないよりは贈った方が良いと私は思います。
そして、出来るだけ両親の間に夫婦で入ってあげることで、親同士の関係を良いままで保つようにしてあげましょう。
お中元は感謝を伝える習慣ですので、お互いの親同士が仲良くなるきっかけになると良いですね。
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