ワンピースのフィギュアを飾るために、自作のフィギュアケース棚を作るための材料購入まで完了。
材料を買うまでが非常に頭を使いますが、ここまでくれば行動のみ。がんがん組み立てていきます。
ただ組み立てる途中でも、あれ?って悩まされる事もよくあることなので気を抜かないように作ります。
早速、フィギュア用の棚作りの手順を紹介していきます。
8.フィギュア用棚作り。組み立て。←いまココ
実際に組み立てる手順
まずは組み立てていく手順です。
- 木材にネジ用の下穴を開ける
- 木材をヤスリで磨く
- 枠を組み立てる
- 背板を取り付ける
- 棚板を取り付ける
実際は途中に塗装やLED取り付けなどありますが、棚の組み立て自体は上記の順で組み立てていきます。
木材にネジ用の下穴を開ける
まずはカットした木材にネジ用の下穴を開けます。
ネジの下穴を開け無い状態で木材にネジを打つと、木材は割れ易いです。「このくらい、良いでしょ!」と思ってそのままネジを打って、何度か後悔しました。
このように下準備では、手を抜かないようにするのがコツです。
上の写真のように板を組む時の下穴の大きさは、横向きの板には大きめの下穴(ネジが空回りするように)、縦向きの板には小さめの下穴(ネジが効くように)を開けます。
両方ともネジが効いてしまうと板に隙間が出来安くなるので、わざと片方の穴は大きくします。
穴の大きさは、大きい穴はネジの太さより0.5mm大きいキリ(ドリル)、小さい穴はネジの太さより0.5mmから1mm小さいキリ で開けるといいです。
同じ用に加工する板が複数あるときは、1枚下穴を開けて、残りは穴を開けた板を重ねて穴開けをすれば、何度も寸法を測らなくて済みます。
まずは木材に下穴を全部開けちゃいます。
木材をヤスリで磨く
下穴を開け終わったら、ヤスリがけです。組み立ててからでもいいですが、今回は結構大きいサイズの棚になる為、組み立てた後にヤスリがけが出来る様なスペースも無いので、先に磨きます。
はっきり言ってこのヤスリがけが本当にめんどくさい。面倒だけど、仕上げた時に違いが出ます。
最悪、「ヤスリがけはしなくてもいいや」って人も板の角と、穴の周辺だけでもかけときましょう。トゲがあると危ないですからね。
最初はやすりがけを手でしてましたが、かなり大変。
なので電動のヤスリがけの機械、サンダーを3000円程度で購入。
1度電動を使うと、手がけの労力と時間が馬鹿みたいに感じるので、電動ヤスリは安物でいいので購入を勧めます。本当に!
ここまで下準備が出来れば残りは楽しい組み立てだけになります。
枠を組み立てる
まずは枠を作って行きます。
下準備をしっかりとしているので、角をしっかりと合わせるだけなので簡単です。
写真は枠を組み立てて、ワックスで色を塗っている所です。
背板を取り付ける
次に背板を付けます。
写真はLEDの配線が出ちゃってますが気にせずに。
ここで注意点です。背板を取り付ける時に、「こんなもんで良いでしょ」と適当に付けると歪んだ棚になってしまいます。枠の四隅がちゃんと90度になるように気をつけましょう。
その時に役に立つのが、さしがね。90度に曲がっている定規ですね。これがあれば簡単に90度がわかります。
さしがねを隅に当てながら背板を付ければ、綺麗な棚になります。
棚板を取り付ける
あとは棚板を取り付ければ完成です。
棚板を付ける時に、1段1段寸法を出すのって面倒ですよね。
なので私は、板をカットする時に棚の高さに合わせた板もついでにカットしておいて、その板を使って棚の高さを出してます。
高さ用の板を当てて、その上に棚板を乗せて固定する。すごく簡単だし左右の高さも間違いなく一緒になるので、綺麗に取り付けができます。
まとめ
各要点をまとめると、
- 木材にネジ用の下穴を開ける
穴の大きさは、ネジを効かせない穴はネジの太さより0.5mm大きく
ねじを効かせる穴はネジの太さより0.5mmから1mm小さく開ける
- 木材をヤスリで磨く
最低でも、角や穴の周りだけでもヤスリがけをしたほうが良い。
電動ヤスリは買ったほうが時間効率がかなり良いのでおすすめ。
- 枠を組み立てる
- 背板を取り付ける
さしがねを使って四隅が直角になるように背板を取り付ける。
- 棚板を取り付ける
棚板の高さ用の板を用意しておくと簡単で綺麗に付けれる。
上記に注意すれば棚の組み立ては簡単に出来ますよ。
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